倉吉市寺院墓地にて、一石五輪塔型の永代供養墓を建立

鳥取県一円にて、お墓や石材のお仕事をさせていただいております、前田石材代表の前田です。今回は、倉吉市のお寺様墓地にて、一石五輪塔型の永代供養墓を建立させていただきましたので、施工の様子をご紹介いたします。

倉吉市寺院墓地 永代供養墓

お世話になっているお寺様から、永代供養墓の建立をご相談いただきました。これまで同じ墓地内で使用されていた永代供養墓の納骨スペースがいっぱいになってきたため、新しく作りたいというご相談でした。お寺様には当社の展示場にもお越しいただき、実際の永代供養墓をご覧いただきながら、ご予算や墓地の広さ、納骨できる人数などをご一緒に確認して、形を決めていきました。

 

こちらが今回、永代供養墓を建立する場所です。ちょうどこの敷地の向かいに、既存の永代供養墓がありました。新しい永代墓については、すっきりしたシンプルな一石五輪塔タイプのお墓にすることになりました。

 

工事が始まりました。今回は、40名ほどのご遺骨が納められる広さの納骨室を確保します。通常よりも深めにしっかり地面を掘り下げて、納骨室を設置する場所に基礎を打ちました。中央は土のままで仕上げます。

 

完成した基礎コンクリートの上に、納骨室を据え付けました。さらに、巻石の基礎も打ったところです。

 

納骨室は、幅約800mm、奥行き約1m、深さ約1m10cmの広さを確保しました。お寺様のご希望で、40名分に加えて少し余裕を持って埋葬できるようにしています。御影石を使用した丈夫な納骨室です。底面は土のままで、万一水が入っても排水できるようになっています。

 

基礎の上に巻石を据え、その内側に砕石を補充して転圧し、お墓の基礎コンクリートを打ちました。奥が納骨スペースで、このあと手前のスペースに一石五輪塔を設置します。

周りの穴は水抜き穴で、雨がたくさん降っても墓地内に水が溜まらずここから地中に排水できるようになっています。草も生えないのでお手入れが楽です。

 

納骨室の上にカロートの天板部分を据え付けたところです。丸い穴が納骨口で、ここから散骨する形で納骨をします。手前の五輪塔の背面には塔婆立を設置します。

 

一石五輪塔を手前中央に据えて、花立と線香立・蝋燭立、左手に銘板を設置する墓誌を据えて、完成しました。

 

お寺様がご希望された、シンプルで落ち着きのある永代供養墓です。正面には、お写真では見えにくいですが「永代供養墓」と彫刻されています。それぞれに梵字も彫刻し、こちらには白色を入れました。

手前には花立や線香・蝋燭立などお参りに必要なものを設置しています。蝋燭立は風で火が消えにくい、ガラスの風防付きのものをお選びいただきました。

 

後方から見たところです。丸い部分が納骨口の蓋になるもので、その下に広い納骨室があります。お寺様ご自身でも納骨作業がしやすいよう、開閉に関わる部材は一部をくり抜いて軽くする工夫をしました。五輪塔の台座に接着する形で、塔婆立も確保しました。

 

今回の永代供養墓は、以前の永代墓に比べるとスペースが限られていたため、ご要望にお応えするため工夫していろいろなご提案をさせていただきました。お寺様も展示場までお越しくださって実物を見ながら細かくお打ち合わせできたことで、結果的に、周りのお墓とのバランスをとりつつも、ご予算やご希望の納骨スペースの確保などを叶えることができたと思います。

このたびは、永代供養墓の建立を私どもにお任せいただきまして、誠にありがとうございました。これから末永く、皆様のご供養の場として安心してお使いいただければ幸いです。当社で何かお手伝いできることがございましたら、いつでもお気軽にお声掛けくださいませ。