発祥の地 湯梨浜町のJR泊駅前に、グラウンドゴルフ記念碑が誕生!

鳥取県一円にて、お墓や石材のお仕事をさせていただいております、前田石材 代表の前田です。このたび湯梨浜町のJR泊駅前にグラウンドゴルフ記念碑が誕生し、当社で台座の設置を担当させていただきました。

 

湯梨浜町 JR泊駅前 グラウンドゴルフ記念碑

 

今回ご紹介させていただくのは、湯梨浜町の泊に設置された「グラウンドゴルフ記念碑」の施工の様子です。実はグラウンドゴルフは、湯梨浜町の旧泊村で誕生したスポーツで、このたび泊駅前にブロンズ像が設置されることになりました。これまでにお世話になったお客様からのご紹介で、当社でそのブロンズ像を設置する台座を施工させていただくことになりました。

工事までには、町長をはじめJRの方など、関係各所の方々と調整を行いました。ブロンズ像は銅像作家の朝倉和博さんが担当されます。高さや台座の大きさなどは入念に調整して設定されていましたので、ご依頼の通りに施工を進めます。

 

こちらは施工前のようすです。JR泊駅前の植栽スペースの一角に設置することになり、まずは基礎工事から開始です。当社の工事までに造園屋さんが作業をされて石垣の位置なども改良され、銅像の基礎が施工できる状態になりました。杭を打っているのが設置位置です。

 

基礎が打ち終わったところです。周りの木材は「丁張り」といって、建造物の位置と高さの基準のめやすとなるものです。基礎には水抜きの穴も設けました。

 

基礎の上に、手前側一番下の石を設置しています。水平に注意して据えていきます。

 

さらに設置が進みました。一番下の土台部分の石を据え終わりました。中に型枠を入れてセメントを打つところです。

 

中にセメントを打ったら、中に雨水が入らないようにして、しっかり固まるまでしばらく養生期間を置きます。このあと、造園屋さんの作業や台座の設置を進め、完成です。

 

石碑部分の設置が完了しました。造園屋さんの方で手前のアスファルト部分をきれいにして、周りに防草土を敷かれた後、上の台座部分を当社で設置しました。土台部分と台座部分は同じ白御影石ですが、下の土台は少し模様の大きい白御影石で、上の台座は目の細かい白御影石を使用しています。台座の正面には大きく「愛をつなぐ」と彫刻、その下に「祖父から孫へ・・泊から世界へ」と彫刻してどちらも白色を入れています。

 

グラウンド・ゴルフは、1982年に湯梨浜町(旧泊村)で誕生した生涯スポーツです。
ルールが簡単で、仲間づくりや健康づくりにも適していることから、国民的スポーツに発展し、海外の愛好者も増えています。
グラウンド・ゴルフが、多くの人に家族愛や隣人愛、そして人類愛をもたらし、世界中が明るく平和な日々となるよう祈ります。

背面です。グラウンドゴルフが旧泊村で誕生したことや、世界中で愛されていることなどが記されています。町長と銅像作家さんのお名前も彫刻されています。

 

完成した台座に、後日ブロンズ像が設置されました! 高さは約2.4mあります。年齢を問わず楽しめる生涯スポーツであるグランドゴルフらしく、おじいちゃんと孫が一緒にプレーしています。

 

完成後は、町長や彫刻家の方、町関係者の方々が参列されてお披露目の催しがあり、このように新聞にも掲載されました。

 

今回は、湯梨浜町での「グラウンドゴルフ記念碑」設置の様子をご紹介いたしました。現在は湯梨浜町となった旧泊村で誕生し、世界中に愛好家がいるグラウンドゴルフは、町内にもたくさんの愛好家の方がおられます。妻の母も愛好家のひとりなので、地域の新しいシンボルとして誕生した記念碑の建立に当社が携われたことを喜んでくれました^^

このたびは、当社に記念碑建立のお手伝いをさせていただき、関係各所の皆様に改めてお礼申し上げます。地域の方々に親しまれる記念碑の事業に携わることができて、大変光栄に感じております。これからも、お世話になった地域にご恩返しができるよう励んでいきたいと思います。